NGC2775

2017年8月 8日 (火)

星の周囲の円形痕

(8/10 円形痕が解り難かったので、下に画像追加しました)

前回の続きです。

そもそも何故星の周りに丸い輝度の落ち込みが出来てしまうのか解りませんが(錯視とか?)スタック直後の画像に既に見え(左上)、MakedStretch(右上)→LHE(左下)→MLT(右下)と処理を進めるにつれ目立って来ます。

08080

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この円形痕を緩和する為に、元画像(左上=↑右下)を複製し背景輝度を上げたもの(右上)の星部分と、元画像の背景を、StarMaskとPixMathを使って合成しました(右下)

08081

右端↓星が潤んで見えますが、案外こういう表現も有りかしらthink

08082_2

PIでMaskを効かせつつ比較明合成(Maximum?)する方法、あるいはPSのレイヤーでStarMaskを使う方法が解れば(基本ですねcoldsweats01)もっと上手く出来そうなのですが。

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円形痕を見易くした等倍画像を作ってみました。

08101

上段;スタック直後のリニア画像(左端)にMLTを使用(中、右)

(ふと思ったのですが、"痕"がノイズの粒の大きさによるものだとすれば、scaleによりNR強度を調整する事で緩和されるかも?)

下段;MaskedStretch後のノンリニア画像(左端)にHDRを使用(中、右)

おなじみのHDRの黒縁。LHEでも発生しますが、元画像にも既にうっすら有るのが解ります。

2017年8月 5日 (土)

MultiscaleLinearTransformでノイズリダクション

(星羊翁さんからアドバイス頂き、修正・追記しました)

過去画像の再処理をしています。

いつも悩む背景NRに、星羊翁さんの記事を参照しながらMLTを使ってみました。

1

左が使用前、右が使用後。

星の周囲の丸い痕は気になりますが、背景ノイズの粒が密になり、今までのように「ヌメッっとした」NRでなく自然な感じに見えます。

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この好結果に気を良くして色々試してみました。

Layers4 Threshold4→1で、AlgorithmをMultiscale linear tansformにしたもの(左下)と Starlet transformにしたもの(右下)の比較です。左上は元画像 右上は↑の画像

2

星羊翁さんにAlgorithm;Multiscale linear tansformを推奨して頂きましたが、ノイズの粒が大きい私の画像に於いてはStarlet transformの方が良さげに見えます。

ところがLayers8にすると、ほぼ同等の効果になりました。

3

左列;Multiscale linear tansform 右列;Starlet transform

上段;Threshold all3.0 下段;Threshold8→1

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次に、星の周囲の輝度低下を緩和しようと、マスクの範囲を広げてみました。左下はマスク無しで処理したものです。

4

これは失敗。階調飛びのような不自然さが生じてしまいました。

もう少し丁寧なアプローチで、例えばMLT前後の画像にStarmaskをかけて比較明合成などの処理を行うのが良いかもしれません。

2017年7月 3日 (月)

画像処理メモ

一時帰国中に絶対忘れるので備忘録。

①Deconvolution後のリニア画像をHTしたもの(A)と、同じ背景輝度でMakedStretchしたもの(B)を作る。

②PixMathでAとBを合成する(C) 割合は試行錯誤。Bは星の輝度が落ちているので、StarMaskで星を除外する(星についてはLRGB合成後にMTを使う)

③Cをコピーし、LHEを施す(D) 双方16bitTIFFで保存。

④PSでDを開き、続いてCameraRawのNR(50ぐらい?)を使ってCを開く。

⑤Cで解像度が失われている部分をDから合成する。

④MLTでノイズリダクションを施す。

※MaskedStretchの星は暗過ぎる気がするので、星は最後にMTで調整する事にしました。

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今日は夕立がありました。

明日の独立記念日の花火も、雨が心配されています。

2017年3月 2日 (木)

先月に引き続きNGC2775も落選だった模様。なんとなく元気が出ないけれど、今夜はNGC4410のRGBを撮り足さなければ。

このカラーはどう見ても露光不足。R17枚G16枚B16枚も撮ったのにdespair

4411

TWケーブルノブ側 レグルス→4410 22時過ぎに出て来た。22:20 3倍ビニング4秒トラッキングでRGB開始 

しばしば警告音が鳴ってドキドキするので5秒に変更。それでもbは時々鳴る。

2:45まで仮眠 最初の方のガイド荒れは鏡筒の角度のせいだったよう。後半は安定していた。

3:10 R10G9B10終了←Bが最後だと思って止めてしまったのでG1枚少ない

出入り口に何かモサモサしたものがある?と思って踏んだら、ミントの匂いが立ち上って来て、春を感じました。

今夜も晴れの予報ですが、昼間強風がありそうなので、また一旦鏡筒を下ろします。

0302

2017年1月 9日 (月)

NGC2775

「何か違う」と思いつつ、どこを改善したら良いのか解らない状態です。

ひとつハッキリしているのは、微光星の描出を欲張ってレンジを詰め過ぎている事。結果は背景荒れと、星の色の消失です。トーンカーブの階調コントロールテクニックが無いんですよね・・

27751

ところで「まるで合成写真のよう」と自分でも焦った銀河周辺の隈取りは"True"です。

左;HT直後のL画像 右;SDSSの画像データ

27752

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手元にあった未処理データは、とりあえずこれが最後で、あとのデータは撮り足さなくては仕上げられません。

それでも「随分ストックありますね」と言われてみると確かに。昨シーズンは余程天気が良かったのかしら?と思ってNGC1300カテゴリを振り返ってみましたら、11月などは結構雨も降っていました。

http://morinoseikatsu1011.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/deconvolution-9.html

たぶん晴れた日に万遍無く撮ったのかな、専業主婦の特権ですねcoldsweats01

2016年4月27日 (水)

NGC2775第一稿

Lrgb3lab

銀河本体が明るいので難しいです。星に色が乗り難いし。

今回ブルーミング除去を行っていないので、右上の輝星をトリミングしたいのだけれど、右下のコレが気になって・・・twitterの青い鳥みたいな銀河?

Untitled1

"ボケた背景に銀河貼り付けたみたい"この言葉は刺さりました。でも、それでもいいじゃない?我々の天の川銀河の中の星をすかして、更に彼方にある銀河を見ているのよ。

2016年3月26日 (土)

画像処理の見直し;L画像 続き

試行錯誤が多過ぎて解り難くなってしまいましたので、前記事を削除して一本化しておこうと思います。

・Bias&(optimize)Darkについて

MaxImDLでBias&(optimize)Dark補正した153枚をPIでスタックしたもの(左)と、ステライメージでDark補正→PIスタックしたもの(右)とでは差が殆ど見えませんでした。

Untitled2

理論的な事はさておき、ライトフレーム150枚超 Dark40枚ではBias無しでもOK?

・単画像での傾斜補正について

いずれも153枚をPIのIntegration(Winsorized Sigma Clipping Sigma Low=4、Sigma High=3)でスタック後、STFでの表示で比較してみました。

左上;補正無し 右上;MaxImDLのAuto Remove Gradient

左下;PIのABE(Function degree2) 右下;PIのABE(同 Nomalizeにチェック無し)

Untitled3

STFでは背景が均一なほどレンジが狭く調整されると仮定して、ABEの2枚が優秀という事になるでしょうか?画像データの傷みが最少なのは"補正無し"と思います。

MaxImDLのAuto Remove Gradientは、NGC3166,69では好結果でしたので元画像によって結果が変わるのかもしれませんが↓(左;ARG無しスタック 右;ARG有りスタック)

2_2

考えさせられる結果となりました。

2016年3月 6日 (日)

"いーな兄さん"も落選。先週は他にもいろいろ冴えない事があったはずだけど、既にあまり憶えていない。嫌な事も直ぐ忘れちゃうのは、記憶力が弱いメリットだと思う・・

Clearの予報なのに薄雲が一杯。とりあえず夕方から冷却開始、薄明Flat50枚撮って、19:30頃ポルックスでピント合わせ→NGC2775 Trackingだけ始めてStartクリックするのを忘れてたsweat01約30分のロス。20:28~L23枚 

22:40~3:15 NC4302のL52枚 三脚スレスレ(指1本入らないぐらい)

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NGC2775のL190枚補正無しスタック

Integration190try

縦斜めの縞は飛行機の光跡?それと、Flatにも出る水平方向の太いウネウネは何だろう。いつもある右角あたりの漏光?も。

ブルーミングは一番危ないのは銀河中心だけど、もしや除去無しで行けそう?heart04

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NGC4302,4298のL137枚補正無しスタック

Integration137try

こちらは上の輝星を入れるとすればブルーミング除去しなくちゃ。あと一晩撮り足すか?カラーも必要。

2016年3月 2日 (水)

今日は結露しなかったhappy01 と喜んでいたらカバー取るのを忘れたままFlat撮ってたsad

プロキオン近くの10000カウント星でFWHM見てたけど、プロキオンのスパイダーの方が正確かも?

19:15~21:50 NGC2775のL28枚 全天に雲cloudcloudcloudこれは予報通りで一時的なもの・・・と待てど暮らせど晴れる気配無し。Hourlyでは"Clear"になっているけど、市の南半分だけに雲が居座っているらしい。

明日は朝からDMVに行かねばならないし夕方からは雨の予報。23:00撤収しました。

2016年2月29日 (月)

昼間、乾燥処理345°Fで3時間←足りなかった?

クリアフィルタの傷?が気になる。それとCFWと本体を固定する4本のビスが長くて、スペーサー代わりに(今となっては使わない)真鍮板を挟んでいてもカタつきがあるのをセロテープで押さえていたら、剥がれなくなって困った。

乾燥処理にもかかわらず、夕方Flatでまた結露。0℃→10℃→20℃→25℃と落としていったのに。1秒Flat50枚空撮りしてから5秒Flatを撮った。

プロキオン近辺の6000~9000カウント星でFWHM1.7ぐらい。

またわんこに吠えられた。そりゃ怪しいのは解りますcoldsweats01 お隣は今夜は外で焚き火を囲んでいるみたい。3lが盛大にカブっていたのはライトに照らされた?

19:15~0:30 2775のL60枚 予報では雲が出るはずなのに未だ星が見えている。透明度悪いけどピントは良いので、ダメ元でNGC4302に行ってみる。

0:40~3:20 NGC4302のL30枚 終わりの方は使えないかも。だいぶ雲が出ている。

今日は遅くに雨rainの予報もあるので一旦撤収~

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