M96

2017年8月 9日 (水)

PhotometricColorCalibration

yoshiさんから新バージョンがリリースされたと伺い、早速PCCを使ってみました。

今朝ダウンロードしたVersion01.08.05.1352ではファイルがらみのエラーが出たり、FITSを認識しなかったりのバグがありましたが、今日リリースのVersion1353では修正されたようです。

https://pixinsight.com/forum/index.php?topic=11355.0

ところがこのバージョンでも、NGC2775はエラーになってしまいます。

08091_2

「星が足りない」?なら増やせばいいのかしら。

08092_2

Photometry Parametersの"Limit magnitude"を18に引き上げてみると、今度は上手く行きました。(Star Alignmentの"Peak response"を思い出しました)

M96は"Automatic limit magnitude"のままでもOK

08093

下画像がキャリブレーション結果ですが、最初に処理したものに似ている。「黄色味が強過ぎる」と思ったけれど、あのままで良かったのかもしれません。

ところで、FBに「Drizzle画像の場合は"pixel size"を変える(ex.2倍Drizzleなら1/2する)」と書かれている方があったので、ST8XMEの9μ×1/2=4.5を入力しています。

ちなみに「9」のままだと、

08094

見事にエラーになります。

2017年6月19日 (月)

星を小さく5

星羊翁さんからCloudy Nightsのスレッドの情報も頂いていました。

MSとHTの併用も興味深いですが、中程の書き込みのように、異なるストレッチの画像をStar Maskで置き換えた方が自然に見えるかもしれません。

それにしても皆さん、こんなに"星の大きさ"を気にかけていらしたのですね・・・

人一倍星が大きい画像を扱って来ながら無頓着で、そのくせ「色が載らない~」と騒いでいた自分は何だったのかと思ってしまいます。

星を小さく4

SIのスターシャープや、PIのMorphological Transformationを使って星を小さくする処理を試みて来ましたが、今回はPIのMasked StretchとMTを併用してみます。

参照したのは、このページ(星羊翁さん、有難うございました)

HT変換前のリニア画像A(左)と、HT変換後のノンリニア画像B(右)を用意します(画像右上の光芒は迷光ですsweat01

0

1、Statisticsで、Bの背景輝度を調べます。

1

2、それをMaskedStretchのTaget backgroundに入力し、Aに実行します(左)

3

※今回は、私が目視調整したBの背景よりも、デフォルト"0.12500000"の方が良さそうに見えるので、Bの背景輝度の方を変更してみました↓

4

(こんな風にヒストグラムのシャドウ側を切ってしまっていいのでしょうか・・・?)

3、AからStar Maskを作ります。

2

4、AにMask→invertで星を除外し、PixMathでBを重ねると、星以外の部分がBに置き換えられます。(Aを完成画像とする場合)

5

あるいはAの星部分だけを、Bの肥大した星と置き換えても。(Bを完成画像とする場合)

6

また、A,B画像の合成割合を変える事も出来ます↓中央の画像はA:B=50%:50%(tantanさん、教えて頂き有難うございました)

7

そういえばDBEをノンリニアデータに使うと、画面(特に星)の輝度に傾斜が生じてしまうのが悩みでしたが、あえてノンリニア画像Star Maskを使って合成すれば、プラスマイナス0で均一化出来るのでは・・

5、星マスクをかけたまま、Morphological Transformationを適用します。

8_2

左上;元画像(B) 右上;Masked Stretch後

左下;MT1回目 右下;MT2回目(overdo!?)

2017年6月18日 (日)

MaskedStretchの衝撃とLHE

tantanさんに再三勧めて頂きながら、現状を変えるのを億劫がっていた事を後悔しています。

0618

何だかこれは凄い。右は今までの処理です。

一見「眠い」画像に見えるけれど、シャープ処理は後でも出来るし、LRGB合成を考えれば飽和が抑えられて色乗り良くなる効果が期待できそう。

HTと併用すれば、透明感も目指せそう?右は旧処理画像です。

06184_2

(ふと思ったのですが、これってSIのDDPとは違うものなのでしょうか・・・?)

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続いて、Local Histogram Equalizationを使ってみました。

上段左が元画像、右は比較の為のHDR画像です。

06182

下段がLHEで、左から順に、Kernel Radius16、32、64(デフォルト)。8は入力出来なかった。

これを見たら当然、比較暗合成してみたくなりますよねhappy01 

06183_2

左;元画像、中;LHE3画像をPixMathでminimum合成、右;HDR

「これって結局HDRの事?」と思ったけれど、若干結果が違うようです。HDRはmaximum合成なのでしょうか?

いっそLHE画像とHDR画像をminimum合成すれば、もっと構造が出るかも。でも所謂「やり過ぎHDR画像」になってしまうかも。

構造の描出ではMLTも気になりますが、頭が飽和しそうですwobbly

2016年5月12日 (木)

背景の色むら

ここ2晩は天気予報も冴えなかったし、「どうせセッティングした頃に曇ってくるんでしょ」と撮影を諦めていたら、朝の晴天を見て後悔しました。

もっとも、、未だローンケアが現れず、昨夕はとうとう隣人が訪ねて来て「芝刈りしないの?4フィートのブラックスネイクが居たわよ」と促され、暢気に望遠鏡も出し難くなっています。

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カラーデータの背景処理に悩み続けています。

最近処理した4枚の画像

0

これらの彩度を上げてみると(モニターがイマイチ信用出来ないので、こうするのが解り易い)

1

私の好きなAdam Blockさんの背景に近いのはM96。高度もあり明るい対象なので、無理の無い処理が出来たのかもしれません。

NGC3166,3169とNGC4298,4302は若干難しく、カラーには強めのボカシをかけています。

そしてNGC5204はビニング撮影だった事もあり、大きくボケたムラが気持ち悪い。

ボカシを使わずに色ノイズ浮きを抑え、しかもモノトーンにならないようにするにはどうしたら・・・そもそもノンリニア変換前の背景輝度が高過ぎるのかしら?

2016年4月 4日 (月)

今夜は暖かい。21:00 レグルス付近でピント合わせ。相変わらずピントの山が解らないほどFWHMが振れる。2.8~1.7とか。

昼間2時半頃のJetstreamは逸れているのに・・

Jet

筒内気流とか他の原因かしら?

22:05~ HCG44のL57枚 像が甘かったりガイドが悪かったり、何枚使えるか・・

3:00に起きてM96の入選を知りました。嬉しいheart04 博士には毎回お手数をおかけして本当に感謝です。ありがとうございました。

3:20~ NGC4214のRGB ここまでR10枚B10枚G12枚

6:40~ Flat

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今朝は寒い!風も強い。昨夜2時半頃のJetstream↓いつの間にか下りて来てたなんてbearing

Jet2

今夜はRGBの撮り足しかな、、、

2016年2月 2日 (火)

ヒストグラムいろいろ

tantanさんの御記事を拝見して面白そうだったので作ってみました(余り意味の無い比較かもしれませんcoldsweats01

本来、HTグラフの下段は現状、上段は処理結果を表示するものですが、ここでは上下同じグラフ(現状)を表し、目盛を4倍に拡げて見易くしたのが下段です。

先日のSI処理画像のヒストグラム

1

PI処理画像のヒストグラム

2

参考に、他の方が撮影なさったM96高解像画像のヒストグラム達。右端はHSTです。

5

散光星雲を撮った事が無いので、とりあず自分史上一番広面積だったM33(酔拳Ver.)

4

NGC247のweb完成画像

6

プリント用に色ノイズを除去した画像

3

2016年2月 1日 (月)

バランス必ずしも;続き

(大幅に加筆しました)

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SI処理(左) PI処理(右)それぞれの完成画像です。

Untitled2

意外だったのは、PI処理画像では微光星や遠方銀河が緑に偏ってしまい、一つずつ選択してSIのLab色彩調整でGを下げる必要があった事。SCNRを使わなかったのが原因でしょうか。

ちなみにPIでRGB合成した画像をSIで開くと、いつも緑色です。

左上;RGB合成後、右上;合成後にBN、CCを行ったもの、左下;SCNRでGをremove0.5 右下;Gをremove1.0

2

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また、PIではバルジの黄色が出ませんでした。

これについてutoさんから「CC時にホワイトバランスのレファレンスを銀河全体でとれば当然そうなるのでは」との御指摘を頂きました。

確かに!SIでもハイライトを揃えると似た結果になりました(前記事)が・・・ちょっと待って?

SI調整でも、銀河全体(外周まで)を揃えた場合(左列)と、ハイライトの大きさを揃えた場合(右側)は少し違います。

PIは寧ろ左列の方法だから、M96のような銀河では色差が出易い気もします。

5

試しにPIのCC時の選択範囲を変えてみましたが(↓左は、明らかに赤味の強い楕円銀河を選択から外してみました)

1 3

ところが、この選択範囲の違いがR/G/Bに影響したようには見えません(↓1段目と2段目)

4

3段目はSI調整で「銀河全体」を揃えてDDP色彩強調マスクrgb、4段目は同じ画像でsgsを使ったものです。

じつはPIのCCでカラーデータの一部が落ちてしまっているのでは?と疑っていたのですが、むしろSIの色彩強調マスクが色コントラストを拡げているという、いつもの結論に落ち着くのでしょうか。

(それにしても同条件で比較したくてTIFFに変換してフォトショップ上で並べてみましたが、FITSのまま比較できないのは面倒ですねwobbly

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ホワイトバランスについては以前に散々遣り取りもあり、干渉フィルタやチップの感度や人間の眼の事等も考えればTrue Colorを論ずるのは余り意味が無いと理解しているつもりです。

その上で、今回のM96の中心にはほんのり黄色が残って欲しいし、遠くの銀河は緑になって欲しくない。もちろん投げ縄などで局所的に色を操作するのではなく、全体のカラー調整の結果として、それが浮かび上がって来て欲しい。

個人的には、赤い星と青い星のコントラストが最大になるホワイトバランス?を知りたいです。

2016年1月19日 (火)

バランス必ずしも

M96のカラーの再処理。

RGBのハイライトを慎重に揃えてLRGB合成してみましたが(右)、前回の画像(左)の方が色彩豊富だし、活き活きと見える気がして好き。

001

そういえば以前、M33の処理でも似たような事がありました

厳密にバランスをとった方が色彩を最大限に引き出せるように思うのですが、何故こういう事がおこるのか・・・

とりあえず20%ブレンド画像を作ってみました。

002

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PIだけで仕上たLRGBです。すごく自然な色載りなので、ここからテクニック次第でカラフル化も可能?

Lrgb9

↓tantanさんに教えて頂いたCurvesTransformationのSaturation使用画像

962

すっかり雰囲気が変りました。

2016年1月16日 (土)

open mind

FBの天体写真グループの投稿を拝見していて、自分の画像処理に疑問が湧きました。

例えばSIのDDPの色彩強調マスク。色を出す為にsgs等を使う事が多いのですが、この後、再分解してみるとR,Bのハイライトがおかしい。

左列;マスクrgb  右列;マスクsgs

00

DDP前のハイライトをしっかり揃えればsgsマスクでも良さそうでしたが、

Untitled2

LRGB合成後にRGB分解するとsgsマスク使用画像(右列)のR、Bは、rgbマスク使用画像(左列)より傷んで見えます。

0

試しにAOPの画像を分解すると似た感じになったから、あるいは仕方無いのかも?

ついでにHSTを分解すると、流石に隙が無い。これはRGB撮影でしょうか?そして暗黒帯の差込み具合などは、↑のsgsマスク使用の方に似ている。

01_2

もう一つ、PIのImageIntegrationで、CombinationのモードはAverageで良かったのか、違いはDrizzleに関係するのか、RejectionAlgorithmは何を選べばいいのか。

https://pixinsight.com/doc/tools/ImageIntegration/ImageIntegration.html

("The improvement remains significant up to about 30 images. Above 30 images, a considerable imaging effort is required to achieve a noticeable SNR increment. Beyond 50 frames, the task becomes impractical for long-exposure deep-sky images."最後の一文はどういう意味でしょう?)

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PIでRGB合成画像のDBEが上手く行かなかった件を、tantanさんに伺いました。

①R,G,B各色のFlat補正を正確に行う ②ABE(RGB合成前のモノクロ画像にはDBEを使わない)FunctionDegree2程度でムラを取ってからRGB合成する

各色Flatの事をすっかり忘れていました。

何事も基本に忠実に。そして慢心しない事ですね、私の場合think

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