天体写真

2018年2月21日 (水)

すごい4410

処理中は参照できる画像があまり無くて暗中模索していたのに、たまたま昨日UPされた画像の破壊力たるや。

https://www.hansonastronomy.com/ngc-4410-galaxy-group

「見せる」画像というのは、まさにこのような質のものを言うのだと思います。24"&17"で59時間!

これを見ると、細部の色コントラストに間違いは無さそうでホッとした反面、輝星の色乗りが随分違う。カメラ・フィルターの違い?RGBの露光量?あるいは処理の違いか。(この方のスパイダーは、エフェクト?)

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それとは別に、昨夜は自分の画像の中の最微光星の不自然さについて悩んでいました。

Deconvolutionで収束した最微光星は、等倍orプリントには必要だけれど、強拡大では遠近感が損なわれる。

左;未処理 右;処理後の完成画像

1

でも収束させておかないとweb用に背景を下げた時に殆ど見えなくなってしまうしthink

NGC4410完成

まだ何かしっくり来ないのですが(背景輝度・カラーバランス・星表現)、ひとまず完成です。

http://galaxies.blue.coocan.jp/NGC4410.html

クリックでトリミング前の等倍画像も御覧頂けます。

NGC4410Aの中心近い部分の青が写っているのには我ながら感動したし、とにかく小さな銀河が沢山写っていて楽しい。右手に星や銀河の無い空間があるのも気になる。

先ごろ某所で、天体写真を撮る動機には「自分が見たい」派と「他人に見せたい」派があるんじゃないかという話が出て、私は最近「見せたい」に傾いていると思ったものでしたが、こうして銀河散策をしていると、未だ未だ「見たい」派なのかも。そもそも「見せる」を目指せるレベルじゃないとも自覚している。

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昨夜寝る直前にA.B.さんからコメントを頂いているのに気付き、嬉しいやら、でも英語で何てお返事すれば?と悩みつつ眠りについたら、彼と数人が突然来宅し"UDONが食べたい"と言われて焦っている夢を見た。(勝手に登場させて申し訳ない)

2018年2月19日 (月)

星空が好き?じゃない?

ダイニングテーブルに座ると窓の外の望遠鏡が見えるので、来宅した人から「どうして(星に)興味を持ったの?」「ロマンチストなのね^^」と言われたりするけれど、自分でも良く解らず答えに窮する。

10代の頃、もちろん宇宙論とかSFには惹かれたし、年に数回、山中にある親戚の家で星空を見るのも好きではあったけれど、熱中していたのは寧ろ望遠鏡を「作る」事で、それって本当に星が好きだったと言えるのかは疑問。

結婚後は夫の方が遙かに精度良く工作するので自分で作るのは馬鹿らしくなり、その後ふとしたきっかけと成り行きで天体写真を始めて今に至る・・・という話に"ロマンチスト"の要素は無い。

おまけに、今では実際の星空を見上げても(眼が悪くて)見えないから、せめて自分の撮った画像の中の微かな光芒に思いを馳せるのみ。広角での散光星雲を自分で撮影する事に興味を持てない理由も、この辺りにあるのかもしれません。

2018年2月14日 (水)

試行錯誤中

iPad比較用です。

昨年の処理

1

前回の処理

2

現在進行処理の酔拳LRGB(彩度めちゃ上げ)

3_2

現在進行処理のトーンカーブ使用Ver.

4

「緑が無い」と御指摘頂いたにも拘わらず下2枚は更に赤っぽいですがcoldsweats01 R/G/BのFlat補正からやり直し、LNも使いIntegrate、DBE後にリニアで一応PCCを使った結果です。

スパイダーに緑は残っているし、寧ろ微光星が緑に転んでいるのが難点。

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上段左・中を右端のトーンカーブ画像と50%で比較明合成してみました。

5

6

割合は更に吟味するとして、他に問題が見えるだろうかthink微光星のエッジが不自然なのは、元画像も同じ。

2018年2月10日 (土)

雨季?

予報通り、今朝起きたら外は雨に濡れていました。そして10日間予報は、

1

今月は壊滅的じゃないか。そして来月初には再帰国するので撮れません。

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AstroBinにM95の秀作が2点出ていた。どちらも14.5inch。系外銀河は解像度(口径)なのだなと、改めて思ってしまった次第です。

そういえば先日、4410をrevisionするつもりが、間違えてdelete。流石に再度UPするのは憚られ、地味にショックでした。

2018年2月 3日 (土)

強調と省略

「作画が粗い」という御指摘も受けました。もとより私に「作画」という意識が無かったので当たり前なのですが、、

画面の中の何を見せたいか?その為に何が邪魔になるか?そういったプランを、処理の初期段階でイメージし、それに沿って組み上げていくという事なのでしょうか。

各部分を別処理し、レイヤー合成でバランスを調節する。私にそんな技が習得出来るかしらと考えると、圧倒されて眩暈がしそう。

"銀河しか撮らない"という事が表現の幅を狭めているのでは?とは今までも言われて来たことだけれど、散光星雲などは沢山の方がこぞって素晴らしい作品を撮られているのだから、それを見せて頂くだけで十分、と思ってしまいます。

でも本当は、それじゃいけないのかもしれませんね・・・think

2018年2月 2日 (金)

Green

utoさんから、私の画像はいつも極端に緑が無いという御指摘を受けました。

心当たりは幾つか。

シャドウ側は、彩度100%レイヤーでR/G/B均一に調整しますが、Normal画面にすると緑が強く感じられたり、緑のムラが気になったりで、結局Gを抑え目にしたくなる。この時の「僅差」が、後のノイズリダクションで一気に大勢に傾くのは検証済みです。

ハイライト側もイーブンに調整するけれど、彩度upするのは赤・青・黄だけ。理由は解りませんが、緑の彩度が高いと恒星の色が不自然になってしまうので、ここでもGは控えていました。

そんな積み重ねの何処かで緑を失ってしまうのでしょうか。「人の目が最も敏感になる緑成分が少ないというのは、人によっては相当な嫌悪感」との事で、かなりショックでもあります。

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こんな時はPCCに訊いてみよう♪と思ったら、

1

2

赤い。赤過ぎる。

確かに小さい銀河は赤いのかもしれないけれど、おそらくは白いはずの恒星まで赤く染まっているのは、何か間違えているような?

PCCを諦めて、手動で合わせてみました。

3

そういえば先程のPCC調整は極端ですが、他の方の作例で私が綺麗だなと感じるものは、背景の赤が強めのものが多い。という事は、私の眼の感度が緑に寄り過ぎている?悩みます。

2018年1月31日 (水)

シャープ処理の半径

PIのUnsharpmask(with輝度マスク)

Piusm

SIのマルチバンドシャープ(最小値130 最大値255)

Simbs

いずれも、上段左;元画像 中;半径2 右;4 下段左;8  中;16  右;32

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utoさん処方;暗黒帯部分は半径8(80%) 腕のディテールは半径2

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暗黒帯部分に半径8Amount70のレイヤーを60%ブレンドしてみました(右)

1

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暗黒帯部分に半径8Amount70のレイヤーを80%、細部に半径3(2では小さく4では大きく見えたので?)Amount70のレーヤーを50%ブレンドしてみました(右)

2

バレエやフィギュアスケートなどの舞台メイクは遠目に良く見え、寄るとけばけばしいものですが、今回の画像は拡大で処理中は物足りないぐらいでも、等倍にすると妙にクッキリと違和感になる、逆の現象に戸惑います。

2018年1月30日 (火)

晴れるのに

昨夜は風が強かったのだろうか、氷の粒が窓を打っているような雨の音で目が覚めた。

今日は晴天の夕暮れ。

01313

日本の皆既月食はお天気が心配されているようですが、当地は晴れるのに皆既の前に月が沈んでしまう。

10311

お天気おじさんも「西海岸のイベントだね、でも皆既にならなくても見る価値はあるよ」みたいな。

残念ながら家からは西天は見えないし、すごく寒そう。

01312

2018年1月29日 (月)

NGC4410ここから

2月はNGC4410を仕上げたい。

Lrgb8

↑はLだけにMTがかかっているので、カラーがはみ出てしまっている状態。それに何となくシャープじゃないというか、モタついた印象に見える。

MT前にLRGB合成してやり直し、銀河の中間輝度の強調も吟味しなければ。

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画像処理で一番恐れているのは、後日見た時に「なんでこんな処理に留めたんだろう!?shock」と感じてしまう事。

経験から言うと、原因は①背景輝度②背景ノイズ③色ムラ④色ノイズ、、辺りが多い。

他にも⑤ノイズリダクション強過ぎ(②の反対)⑥彩度低過ぎor高過ぎ⑦シャープ処理弱過ぎor強過ぎ・・・と書き出してみると、吟味項目が沢山あり過ぎて溜め息が出る。

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